キッチンの天板をリフォームしました。
ステンレスの天板でしたが、イタリアの左官材「オルトレマテリア」でリフォームです。
オルトレマテリアはキッチンに向いている材料で、ステンレス天板のうえから直接施工することができます。
![](https://studioideal.net/wp-content/uploads/2021/10/20211002_011255849_iOS.jpg)
壁は以前はキッチンパネルでしたが、タイルに張り替えました。
扉も塗装して雰囲気を変えてあります。
特に天板撤去などの解体工事も必要なく、直接材料を塗ることができます。
![](https://studioideal.net/wp-content/uploads/2021/10/20211002_011309243_iOS.jpg)
砂のようなものが、砕いた貝殻です。
材料を塗って固まった後、表面を削って高さをそろえて貝殻の断面を出していきます。
![](https://studioideal.net/wp-content/uploads/2021/10/20211002_011312075_iOS.jpg)
削ってほこりを取ったところです。
へこんだり、穴があいているところを、貝殻の入っていない材料で埋めていきます。
そうすることで平滑な面を作ります。
塗って削ることを3回ほど行います。
![](https://studioideal.net/wp-content/uploads/2021/10/20211003_061750578_iOS.jpg)
研磨が終わり、トップコートも塗り終わりました。
貝殻がキラキラと、地中海のようなイメージです。
トップコートを塗り重ねることにより、キッチンにも使える汚れに強い天板になります。
オルトレマテリアは食品衛生安全基準HACCP(ハサップ)認証で直接食品が触れても大丈夫な安全性をほこります。
またメーカーで様々な汚れ耐性のテストも行っており、ヨーロッパのキッチンメーカーでもオルトレマテリアを塗ってあるキッチンが製品としてラインアップされています。
![](https://studioideal.net/wp-content/uploads/2021/10/20211003_004113377_iOS.jpg)
この製品は貝殻の入った「エコマルタ ぺルラ」という製品ですが、廃棄される貝殻をリサイクルして製品に生まれ変わらせています。
他にも鏡を砕いたも、ワインボトルを砕いたもの、大理石を砕いたもの、レンガを砕いたものがリサイクルシリーズとして製品化されています。
イタリアのデザインセンスと高い環境意識が融合した製品、それが「オルトレマテリア」です。
施工前、施工後
![](https://studioideal.net/wp-content/uploads/2021/10/20211002_011255849_iOS.jpg)
![](https://studioideal.net/wp-content/uploads/2021/10/20211003_062232752_iOS.jpg)
オルトレマテリアマテリアは様々なカラー、仕上げパターンがあり、使用場所も壁、床、家具、水廻りと様々な場所に使えます。
ご相談はお気軽にどうぞ。
コメント